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サンプル「令和2年 福岡地裁本庁 競売人気ランキング」
1番人気は収益物件 入札37本
 今回の特集は「令和2年(1月〜10月開札)福岡地裁本庁人気ランキング」です。福岡地裁本庁の令和2年10月までの開札で最も多くの入札を集めた上位5物件をまとめてみました。

■■1位は今宿駅前の3階建収益アパート
◇入札数1位◇37本◇西区今宿駅前1丁目、共同住宅

 福岡地裁本庁の入札本数を上位からみてみましょう。令和2年1月から10月の間で最も入札が多かったのは、西区今宿駅前1丁目の共同住宅でした。今年の1番人気はやはり収益用物件でした。

 物件はJR今宿駅約350m、住居地域で容積率200%制限、南道路で幅員6m、道路挟んで向かい側が公園、閑静な住宅街です。北側は1棟挟んで今津湾の海岸、海好きには最高のロケーションです。

 土地は158.69u(48坪)、間口9mで長方形、当然ながら上下水共利用可能です。建物は平成21年築、軽量鉄骨造3階建、延236.41u(72坪)と新しく、オートロックもついています(但し故障中)。
 単身用1DK9戸で現況調査時には6戸が入居、賃料の合計は23.1万/月となっています。ただし駐車場はありません。

 売却基準価額は2104万円と手頃、入札は37本、落札価格は4300万、基準価格の2.0倍の水準でした。法人さんが落札しました。現況での表面利回りは6.4%、満室になると10%弱程度はまわりそうです。

 ちなみに昨年の人気1位は古賀市天神1丁目の店舗・居宅で入札27本、基準価の2.7倍で落札されていました。1番人気の本数は昨年から大きく増えました。

■■2位は香椎台の戸建 
○入札数2位○27本○東区香椎台5丁目、居宅

 入札数第2位は東区香椎台の居宅でした。
 JR香椎線香椎神宮駅から990mと徒歩圏内、国際興業が開発した大型分譲地「香椎山手通り」1種低層地域の閑静な住宅街の1画です。土地は210.22u(64坪)建物は平成16年築の軽量鉄骨造2階建、トヨタホーム施工の住宅です。南道路で日当たりも良好。所有者が居住中です。

 売却基準価額は1482万、入札は27本、落札価格は2714万と基準価格の1.8倍の水準で業者さんが落札しています。

■■3位は野方の古家
○入札数3位○26本○西区野方3丁目、居宅

 入札数第3位は、西区野方3丁目の居宅です。
 地下鉄橋本駅から1.2km、大型分譲地の一画にあります。閑静な住宅街です。南東道路で日当たり良好、もちろん上下水・都市ガスがあります。
 土地は319.50u(97坪)、建物は昭和47年築なので使用に耐えません。解体して土地売りが妥当でしょう。戸建住環境形成地区なので、壁面後退を1mとって、建ぺい・容積40/60%を適用すれば2区画にも分割できます。

 売却基準価額は1088万、入札は26本、落札価格は2638万と基準価格の2.4倍の高水準で業者さんが落札しています。

■■4位は室見が丘の戸建 
○入札数4位○24本○西区室見が丘3丁目、居宅

 入札数第4位は24本で西区室見が丘3丁目の居宅です。
 地下鉄次郎丸駅から4.2q、バス便、大型分譲地の一画です。土地面積200.49u(61坪)、建物は平成16年築の木造2階建、延34坪の標準的な大きさの居宅です。南道路で日当たりも良好。
 所有者が居住していますが、建物内には大量の動産やゴミがあり、廃棄が大変な感じです。

 売却基準価額は785万、入札は24本、落札価格は1862万、基準価格の2.4倍の高水準で業者さんが落札しました。

 気になるのは、ここは土砂災害警戒区域に含まれているということです。団地内なのでそんなの気にしないということでしょうが、以前広島で分譲地に土石流が流れ込み大惨事になったのは記憶に古くはありません。大型分譲地とはいえ、土砂災害の危険性があるから区域指定されているわけで、甘くみると痛い目にあうかもしれません。
 最近の豪雨ぶりから、買手の災害への意識もだんだん変化していきそうな気がします。ちなみに筆者も福岡市内の大型分譲地に住んでいますが、隣家までが土砂災害警戒区域で、豪雨のたびに避難準備が発令されています。

■■5位は下山門の戸建
○入札数5位○21本○西区下山門1丁目、居宅

 入札数第5位は21本で西区下山門1丁目の居宅です。
 地下鉄姪浜駅から890mと徒歩圏内、戸建やマンションが混在しているエリアです。土地は151.00u(46坪)、建物は平成5年築の軽量鉄骨造2階建の住宅で、延44坪あります。前面道路は西側幅員4.4〜6m、南東側3.6mの角地です。所有者が居住中です。

 売却基準価額は1282万、入札は21本、落札価格は2932万、基準価格の2.3倍の高水準で常連業者さんが落札しました。

■■コロナの影響が競売にも……

 入札数は、昨年の1位が27本、2位が2物件タイで25本、4位が24本、5位が21本、でした。一方、今年は1位は37本と前年を大きく上回りましたが、2位以下は昨年とほぼ同程度の本数でした。

 今年は新型コロナウイルス感染症の影響で期間入札が取り消され、競売物件数自体が大きく減少いたしました。今後の競売市場の動向はどうなるものか、関係者は固唾を飲んで注視しているところです。
 今後コロナの影響で倒産や経済破綻が増加することは間違いないでしょうが、それがそのまま競売増につながるのか、それとも金融機関が返済猶予等の措置をとって貯め込むのか。要注目です。
各トピックスは競売速報に毎号連載しております。是非ご一読ください。
2021/3/9
只今、ホームページ上では更新しておりませんが、競売速報(誌面)では毎号連載しております。

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